やりたいことがあるなら、それを思い切りやった方がいい

オフィス BLOG

自分の人生におけるタイミングというのは本当に不思議なもので

何か一つ違っていたら全てが変わっていたようなそんな気がします。

 

バンド解散して何年かソロ活動していた時、なんか疲れてしまって

事務所の話はあったものの…普通に就職をしようかと就活をしていた時期があります。

 

とはいえ、大した経験もなくて…もう30歳越えていたこともあり

そう簡単には決まらないだろうと思ってました。

 

ハローワークのカウンセラーの方に相談しながら就活を進めていて

その担当の方がとても良い人だったんだけど

「今、ここで一緒に求人見て連絡してみましょう。」

ということで

広告代理店で条件も悪くない求人をピックアップした。

 

カウンセラーはすぐに電話をかけた。

「あ、もしもし今ですね。応募を希望されてる方がいるんですが電話代わりますね。」

と言ったあとすぐに

「はい、話して。」

とすぐに受話器を渡してきた。

まさかいきなり電話代わることになるとは思ってなかったのでびっくりしながら電話を代わる。

「もしもし…」

自分が就職活動をしていて、会社に興味を持っていることを伝えると

「では、履歴書を送ってください。書類を拝見したらご連絡します。」

ということで電話は切れた。

 

カウンセラーの方は笑顔で言ってくれた。

「では、履歴書送ってくださいね。頑張って!」

 

家に帰ってすぐに履歴書を仕上げて郵送する。

”このパターンは大体ダメなんだよなぁ。書類で落とされる気がする。”

なんて思いながら。

 

すると、3日後くらいに電話があった。

「履歴書拝見しました。面接の日程のご相談なんですが。」

ということで、とんとん拍子に進んでいった。

 

 

そして迎えた面接。

簡単なPC作業のテストがあり、その後で人事担当と話をする。

「社長が今席を外してまして、少し外の喫茶店でお待ちいただけませんか?」

外へ出てみると確かにすぐ近くに喫茶店があった。

店の中でアイスコーヒーを飲みながら待つことに。

 

この時点で自分の中に迷いが生じてきた

”本当にこのままでいいんだろうか”と。

 

しばらく待つとさっき面接してくれた女性社員がやってきて

「すいません、ちょっとまだ時間かかってしまいそうでして。」

と言った後に

「どうですか?やりますか?」

といきなり言われる。

 

”これは採用という意味なんだろうか…”と考えながらも

「いや、あの実は…」

と面接まで受けにきているにも関わらず、踏み切れていない自分の気持ちを素直に伝えた。

すると、

「やりたいことがあるなら、それを思い切りやった方がいい。後で後悔しないように。」

と言ってくれた。

 

実はこの時、事務所からの連絡待ちのタイミングであった。

「来週になったらスケジュール出ると思うんですが…」

ここまで話をして辞退させてもらおうと思っていたら

 

「じゃ来週スケジュール出たらまた連絡して、待ってるから。」

笑顔でそう言われた。

 

 

この後はまた音楽活動に没頭する日々に戻った。

結局この会社へは電話で辞退することを伝えた。

 

 

この時に言ってもらった

「やりたいことがあるなら、それを思い切りやった方がいい。後で後悔しないように。」

という言葉はこの後もずっと心に残っていました。

 

ただ、社長に会ってもいないのにこういう話の流れになったことの意味が未だに分かりません…

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