誰にも似ていない
ちょっと今日は思い切った話を書いてみます。
もう長年歌ってるから別に何かをごまかす必要もないですし。
長くやってる割に”これ”と言った答えに辿り着いていませんけど、自分の曲や歌声は”ミスチルっぽい”とずーっと言われてきましたし、今でも初見の人の大多数の感想はそんな感じです。
今年Mr.Childrenは30周年記念の大規模なツアーをされていたから、尚更皆さん耳にしたことが多かったんだと思います。
とある業界人の方には「ミスチルのパクリ」とまで言われたことがあります。
えっと…パクってません笑
で、面白いのはですね。
自分のコアなファンの方であればあるほど、「似てると思ったことないです」という意見がほとんどなんですね。
もしくは「最初は思ったけど今は全然思いません」という意見。
後者のほうがどちらかといえば多いかもしれませんね。
ちなみに自分はMr.Childrenとても好きです。
ただ、似てると言われるのは毎回傷ついてます。
これはそんなつもりないのは分かってますが、
〇〇に似てる=個性がない
と言われてるようにしか聞こえないからですね。
ファンの方はそのアーティストに魅力を感じてファンになります。
そのアーティストが誰かに似てるなら、その似てるアーティストで満足できると思うんです。
自分の存在価値すら感じなくなるというか…大袈裟に言うとそんな感じですね。
そんなわけで自分の歌に対するこの感想は今までもそしておそらくこれからも”呪い”のように自分につきまとってくるんだろうと覚悟の上で歌を作り、歌い続けているわけですね。
誰にも似てない声質になりたくて、毎日がなるように何時間も歌い続け毎晩声をガラガラにしてた時期もありました。
でも寝たら戻っちゃうんですよねぇ。
…はい、というわけでずっと自分が抱えている闇について少し触れました。
最近はほとんど邦楽自体を聴かなくなってきてるので、今となってはどうでも良いことですけど。
なんとなく書いてみました。